【海外で恐怖体験】バンクーバーの超危険エリアで迷子になった

こんにちは。

 

Pigionです。

今回はバンクーバーの危険地域に迷い込んでしまった時の恐怖体験を

お話したいと思います。

 

 

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山登り@Vancouver


去年の秋、【カナダで山登りがしたい。】という夢を叶えるために

憧れの地、バンクーバーに行きました。

 

幸い、現地在住の大学時代の友達がいたので案内してもらうことに。 

 

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滞在先のAirbnb

友達はPhysiotherapist(日本でいう理学療法士)の仕事をしていて、

週に3日程度働いているんですが、ある日、午前中だけ仕事の日があったので

 

【じゃあPigionは午前中、市内を観光してきて。

 午後から一緒に車で出かけよう。】ということになりました。

 

1人旅の始まりです。電車では日本人も見つけて安心しました。

海外でManthattan Portageのカバン(黒いバッグに赤でマンハッタンのビルが

書いてあるやつ)を持っているアジア人は高確率で日本人ですね。

 

 

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海外にいる日本人が持ってる鞄あるある

 

とりあえず駅に到着した私は、目的地を蒸気時計台(バンクーバー定番の観光地w)に

設定し、歩き始めました。

 

寄り道もしたかったので、地図はそれほど気にせず、興味の向くままに

進んでいたところ、途中で中華街を見つけました。

 

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バンクーバーの中華街入り口

道の途中で、行列のある中華系のスイーツ屋さんを

見つけました。注文しようとチャレンジしたものの人混みが多すぎて断念。

 

そのまま左に曲がったんですね。メインストリートからそんなに

離れてなかったので、ここが危険地域の入り口だとは思いもしませんでした。

 

なんか変な歩き方している人がいるなーっていう印象。

スターバックスカップを持ったヒップホップ系男性が、その中から何かを

取り出し、又ふたを閉めました。金銭の授受をしているようでした。

 

まだPigionはここが危険エリアだとは認識せず、そのまま進んでしまいました。

 

しばらく歩くとゾンビみたいな人がゾロゾロと現れました。

お店のエントランスも、普通ではない頑丈な鍵や鉄の柵に

守られている。

みんな右か左か前か後に体が傾いてて、まっすぐに歩けていない。

地面に座ってる人も多く【なんだここは。】と思い

周りを見渡すと、まともな人が私だけだと気づきました。

 

【これはちょっとやばい。】ここで危険エリアにいることに気づきます。

 

【でも走ったりしないほうがいい。なるべく目立たないように

ジロジロと見ないように、普通に歩くんだ。】

 

そう思った私は、恐怖心を隠しながら堂々とまっすぐに歩きました。

歩くこと10分弱、この危険地域に迷い込んだ私は、出口がわかりません。ただ、普通のエリアじゃないことは明らかに分かりました。異様な雰囲気がありました。

 

【普通のエリアに戻りたい。】ようやく1人のまともな人を見つけます。

おそらく地元の女性でしょう。私は必死でその人のあとを追いました。

そしてひとつの古着屋さんを見つけたんです。

 

すぐさま店に飛び込み、【蒸気時計台はどこですか。】と尋ねると、

優しく【あっちだよ。】と左を指差し、教えてくれました。

 

店を出て歩くと、普通のカフェや店が見えて、安心しました。

 

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観光名所に辿り着いて撮影した1枚

時計台はすぐそこにありました。

観光地のこんな近くに危険エリアがあるバンクーバー。。。

しばらく無心で、時計台を見つめました。

 

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蒸気時計台

Wi-Fiを手に入れて友達に連絡すると

【そこはバンクーバーで一番危険な地域だよ!地元の人でも行かないよ。】とお叱りを受けました。

 

その後も聞けば聞くほどいかに危険なエリアに迷い込んだのかが

わかって、無事に帰ってこれたことにホッとするばかり。

 

旅は危険と隣り合わせ。憧れのバンクーバーにも

そんな地域があることを学んだそんな旅でした。